トルコ世界遺産|自然が織りなす奇景

オスマン=トルコ時代の都:イスタンブル

みなさんはトルコ共和国へ行ったことがありますか?

世界には様々な国があり中国やアメリカ、台湾へ行ったことがある人はたくさんいるかもしれませんが、なかなかトルコへ行ったことがある人というのはいないかもしれません。

それどころか、「トルコって何があるの?」、「トルコって何か観光するところあったっけ…」「トルコといえばトルコアイスくらいしか思いつかない」なんて思ってしまう人も少なからずいるかと思われますので、ご紹介いたします。

まず、みなさんが一度は耳にしたことがあるトルコの世界遺産「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」。

この世界遺産の名前を見て「そういえばカッパドキアってよく聞くけど何だろう…」と疑問を持たれる方も多いかと思われますが、カッパドキアとはトルコの首都アンカラの南東にある「アナトリア高原」という高原の火山活動によってできたエリアのことを指します。

つまり「ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群」というのは火山地帯によって創り上げられた土地に古くから残る遺跡のことであり、独特の文化が発達したこのトルコのエリアは、世界各国から観光客が訪れる恰好の観光スポットになっているのです。

ギョルメの岩窟教会の中には独特の色彩感覚で描かれた宗教美術があり、キリスト教の壁画などが描かれている為、宗教美術への関心が高いキリスト教徒が訪れるスポットとしてもおなじみです。

しかし、こういった世界遺産を紹介されても「わたしは宗教美術には興味はないし、キリスト教徒でもないし、世界遺産よりもできれば誰にでも魅力が伝わりやすい自然遺産の方が…」と思われるかもしれません。

そういった方が多いと思われますし、トルコという国に豊穣な大地をイメージしている方もかなり多いかと思われるのですが、実はトルコには世界遺産はあれど自然遺産が一つもないのです。

トルコには「ヒエラポリス・パムッカレ」のような広大なロケーションが広がる世界遺産はあるのですが、この場所も自然遺産ではなくあくまでも「複合遺産」なので、自然のみを楽しむような場所にはなっていません。

「ヒエラポリス・パムッカレ」などという名前の第一印象から自然遺産だと思ってしまう方がどうも多いようなのですが、そもそも「ヒエラポリス」とは「ヒエラポリス」という名前の「都市帝国(ポリス)」のことですし、「パムッカレ」は「綿の宮殿」を意味する言葉。

つまり、質の良い綿の名産地ではあるけれど、都市(ポリス)でもあるというまさに複合的なトルコの代表的な世界遺産になっているということなのです。

一石二鳥と言えばそうなのですが、「完全に自然遺産というカテゴリーにあるもの」はトルコにはないので、そういったものを求めるのであれば他の国へ行くのが賢明かもしれません。

とはいえ、この世界遺産も大自然の偉業が感じられるような素晴らしい景観のスポットになっているので、圧倒されるような大自然を求めている方にもきっと満足できると思われます。

特に、パノラマで真っ白な世界を見てみたいという方にはおすすめです。

そして、これらの世界遺産の周りには様々な観光地が発展しており、美味しい郷土料理が食べられるようになっています。

最近のトルコでは「サバサンド」と呼ばれる魚を挟んだサンドイッチがかなり話題を呼んでいるので、気になる方はぜひ食べてみましょう。

食べたいものが特になく、どういった料理があるか分からないという方はとりあえずイスタンブールへ行ってみると適当なレストランが見つかります。

イスタンブールは強烈な個性を放っている街なので、面白いものとたくさん出会える筈です。

また、「予備知識がないし、トルコの言語がまったく分からないから不安になっている」という方には「T-POP(トルコの音楽)」を使った勉強がおすすめです。

若者向けのものが多いかもしれませんが完成度が高いものばかりなので、音楽が好きな方はトルコの音楽をぜひ聴いてみてください。